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就活コラム

眉で語る-マスク着用時の表情伝達法

こんにちは。カチメン表情監修の清水建二です。

前回のコラムでは、面接官の心が動くメカニズムについて解説しました。スウェーデンのウパサラ大学の研究チームの実験から、私たちの表情が、目の前の相手にシンクロし、同じ表情になる、という知見を紹介しました。表情が変われば、感情も連動して変わります。感情が変われば、行動も連動して変わります。「面接官の気持ちを動かすのは私」という気持ちで面接に向けた準備をしよう、ということでした。

本日は、眉で語る-マスク着用時の表情伝達法について解説します。

風邪や花粉症が流行る季節などで、マスクを着用し、面接官とコミュニケーションをとらざるを得ない状況に置かれることもあるでしょう。マスクを着用した顔は、マスクを着用していない顔に比べ、人相はわかりづらく、表情の伝達力はある程度落ちてしまいます。

そこで、「マスクをつけていたら、表情は伝わらない。言葉だけで勝負しよう」と考えてしまうのは、早計です。

これまでのコラムの内容を読み返すとき、気づくことがあると思います。

興味関心、熱意・真剣度、笑顔・好印象。3種類の表情の作り方を解説してきました。興味関心、熱意・真剣度は、眉の上げ下げがポイントでした。笑顔・好印象は、口角の引き上げが主なポイントですが、頬を引き上げることで、目じりにしわが出来、優しい印象の目になる、ということでした。

そうです、興味関心、熱意・真剣度は、マスクで隠れていない顔上部で完璧に表現できるのです。笑顔・好印象は、口角の表情は消えてしまいますが、目の周りの表情で表現できるのです。

興味関心             熱意・真剣度            笑顔・好印象

ゆえに、マスク着用時の面接では、笑顔・好印象の表情効果が減る分、興味関心、熱意・真剣度を意識し、表情を動かすことが重要です。もちろん、練習しないと難しいですが、頬を引き上げる動きも出来れば、笑顔・好印象もちゃんと伝えられることが出来ます。

そしてもう一つ。マスク着用時の面接で私が警鐘を鳴らしたいのは、声です。マスク着用時、マスクを着用していないときと同じ声量では、聞こえないことがあります。自分の声が小さい人は、大きめの声で話すことが重要です。このことを認識できていない人に多々出会います。体感的には、3~4割くらいでしょうか。モゴモゴしていて、何を言っているかわからない。自身の声量がわからない人は、人の表情にも気を配れないようで、会話中、こちらが眉間にしわを寄せ、熟考表情で「聞き取れない」ことを訴えても気づかない。こちらが意識して、聞き取れない箇所を質問したり、確認したりしない限り、会話が終わったとき、「あの人は、ずっと何を言っていたのだろう」となり、コミュニケーションは成立しません。

ところで、皆さんが、「マスクを着けた状態では、表情は伝わらないのでは?」と感じているかも知れないように、面接官も同じように思い、こちらの表情を見ないのではないか、と心配になるかも知れません。

そうした面接官も一部いるかも知れません。しかし、面接という人を評価する重要な局面で、こちらの顔、目、表情を見ない面接官がいれば、その会社に入社すべきか再考すべきでしょう。その会社の社内コミュニケーションはギクシャクしている恐れがあります。

ですので、前提として、「面接官はこちらをちゃんと見てくれている」と安心して、面接に臨んでもらえればと思います。また、面接官の顔を見て伝えよう【応用編】で解説したように、私たち日本人は、口元より目元を意識して表情変化を捉えようとしますので、マスク着用時に表情が伝わらないことを過剰に心配する必要はありません。ポイントは、眉と声量を普段より意識する、です。同様に、面接官がマスクを着用していたとしても、面接官の表情は読めないと早とちりすることなく、面接官の顔を見て、しっかりコミュニケーションをしましょう。ではでは、練習頑張って下さい。

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