●大手企業に行くデメリット
・人間関係の変化
これについては技術系編にも記載しているので参考にして下さい。
・キャリアが狭まりやすい
縦割りになっており、役割が明確に決まっていることが多いです。
いい部分で言えば、自分の職務範囲の中で専念できる。
悪く言えば、どうしても業務範囲が狭くなりやすいです。
転職を考える際に、経験している業務範囲が狭いことで転職の求人の条件に当てはまりにくいことや経験値不足と捉えられることもあります。
先ほど条件付きですが大手企業だと転職しやすいという話をしましたが、管理職や管理職候補を募集している求人の場合、広い経験が求められることもあります。
大手企業でも入社後、自分で手を挙げて色々な仕事に関われる環境のだと良いですね。
・転勤が頻繁な場合もある
特に営業職の場合、営業所が国内外に点在していることが多いです。
そのため、転勤も多めの企業があります。
このあたりは説明会で質問するなど事前に把握すると良いでしょう。
最近では大手企業でも転勤なし、在宅ワークのみなど働き方改革を進めていることもあります。
アンケート調査では転勤が退職のきっかけになると回答する人が6割、転勤がない企業に行きたいと考えている人が8割など勤務地を意識する人が増えています。
人手不足時代のため、この実情を意識して対応する企業は増えていくかもしれません。
転勤がむしろ刺激があって好きという方にとってはデメリットとは言えないですが、家庭を持つ方は先に意識しておくと良いと思います。
簡単ではありますが、大手企業に行くという選択をする際の参考にしてくださいね。
どう働くか、どう生きていきたいのかを意識してみましょう。
同じ企業で働き続けると決め込む必要はありません。
事務系の場合、技術系と違い、異業種転職もし易い方です。
自由度が高いからこそ、企業の看板に頼らず、自身で実績に繋がる仕事ができるようにしていけると良いですね。