●大手企業に行くデメリット
・人間関係の変化
管理職や上司が数年に1度のペースで通常変わります。
そのため、それまでうまくいっていた人間関係が上司の変更で激変することもあります。
実際に、私はよくその件で相談を受けています。
人間関係が上手な方はなんとかできると思いますが、話すのが苦手など人付き合いが苦手な方の場合、人間関係が比較的変わりやすいことでしんどくなるリスクはあります。
一方で中小企業はオーナー社長も多く、特に小規模の場合、社長の雰囲気が現場に影響を与えるため、社長がいわゆるいい人であれば、現場の空気が良いことが多いです。
また、そういう企業は社長や管理職、同僚が頻繁に変わらないため、最初にうまく人間関係が築けたらしんどくなく仕事を継続しやすいです。
・転勤が頻繁な場合もある
技術職の場合、オフィス勤務だけでなく、企業によっては工場勤務のこともあります。
大手だからこそ多くの拠点があるため、転勤も多めの企業があります。
このあたりは説明会で質問するなど事前に把握すると良いでしょう。
最近では大手企業でも転勤なし、在宅ワークのみなど働き方改革を進めていることもあります。
アンケート調査では転勤が退職のきっかけになると回答する人が6割、転勤がない企業に行きたいと考えている人が8割など勤務地を意識する人が増えています。
人手不足時代のため、この実情を意識して対応する企業は増えていくかもしれません。
転勤がむしろ刺激があって好きという方にとってはデメリットとは言えないですが、家庭を持つ方は先に意識しておくと良いと思います。
簡単ではありますが、大手企業に行くという選択をする際の参考にしてくださいね。
どう働くか、どう生きていきたいのかを意識してみましょう。
同じ企業で働き続けると決め込む必要はありません。