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就活コラム

大手企業に行くべきか〜技術系編〜

カチメン!就活監修の松原吉宏です。 

今回はワイズ就活塾の生徒さんからの質問でもよくある「大手企業に行くべきか」をテーマにしますね。
今回は技術系の方向けの内容でメリット・デメリットから考察します。

私は技術系を目指す方には大手企業に行くほうが良いと伝えています。
あるいは、大手企業でなくても専業でシェアや技術力が高い企業も良いです伝えています。
いわゆる、業界内の実質大手とも言える企業です。

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大手企業に行くメリット
・大きな仕事ができる可能性
技術系を目指す方に大手企業を勧める理由は研究開発に投じるための資本力があるからです。
高度なものを研究開発する土壌が整っていることで、自身がやっていく仕事の質を高くできる可能性があります。
また、営業力もそれなりにある場合が多く、1つの技術がより多くの場所で役立っていく可能性も高いです。

・やりたい仕事に就きやすい(先述した実質大手企業の場合)
色々な分野を網羅する企業だと配属でどの分野に行くか不明で自身の希望を叶えにくいこともあります。
専業でシェアや技術力が高い企業であれば、自身がその企業の専門分野に興味がある場合、その分野に関われる可能性が極めて大きくなります。
例えば、メーカー向けのシステムに興味がある場合、総合的なシステム企業よりもメーカー向けに特化した企業のほうが圧倒的に志望する業務に関われる可能性が高いです。

・給与や有給休暇の取得などの待遇面
これは事務系も問わずですが、一般的に大手企業は給与が高いです。
また、有給休暇取得率が高めだったり、残業代の支払いもきちんとされている事が多いです。
上場企業の場合、世間体もあり、働き方改革も少しずつ進んでいます。

中小企業だからこれらが整っていないとは限らないですが、大手企業のほうが情報開示が多いことでの安心感もありますね

大手企業に行くデメリット
・人間関係の変化
管理職や上司が数年に1度のペースで通常変わります。
そのため、それまでうまくいっていた人間関係が上司の変更で激変することもあります。
実際に、私はよくその件で相談を受けています。
人間関係が上手な方はなんとかできると思いますが、話すのが苦手など人付き合いが苦手な方の場合、人間関係が比較的変わりやすいことでしんどくなるリスクはあります。

一方で中小企業はオーナー社長も多く、特に小規模の場合、社長の雰囲気が現場に影響を与えるため、社長がいわゆるいい人であれば、現場の空気が良いことが多いです。
また、そういう企業は社長や管理職、同僚が頻繁に変わらないため、最初にうまく人間関係が築けたらしんどくなく仕事を継続しやすいです。

・転勤が頻繁な場合もある
技術職の場合、オフィス勤務だけでなく、企業によっては工場勤務のこともあります。
大手だからこそ多くの拠点があるため、転勤も多めの企業があります。
このあたりは説明会で質問するなど事前に把握すると良いでしょう。

最近では大手企業でも転勤なし、在宅ワークのみなど働き方改革を進めていることもあります。
アンケート調査では転勤が退職のきっかけになると回答する人が6割、転勤がない企業に行きたいと考えている人が8割など勤務地を意識する人が増えています。
人手不足時代のため、この実情を意識して対応する企業は増えていくかもしれません。

転勤がむしろ刺激があって好きという方にとってはデメリットとは言えないですが、家庭を持つ方は先に意識しておくと良いと思います。


簡単ではありますが、大手企業に行くという選択をする際の参考にしてくださいね。
どう働くか、どう生きていきたいのかを意識してみましょう。
同じ企業で働き続けると決め込む必要はありません.

 

 

 

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