Web面接の本番での疑問もスッキリ ~不安は面接の大敵~
こんにちはカチメン!就活監修の松原です。
別コラムでは面接前に整えるべき環境の話について書いています。まず、そちらを先に御覧ください。今回は近年増えているWeb面接対策でのみなさんの疑問や不安についてQ&A方式で説明します。
■対面面接とWeb面接の違い
まずは、違いを知ることで何を意識すると良いかを覚えておきましょう。
・対面面接の特徴
会場が企業あるいはその企業が準備した外部施設であること。
→慣れていない場所のため、緊張しやすい。
待ち時間も社員がいることで見られているという重圧を感じる事が多い。
面接官が複数、目の前にいる状況のことがある。
→同じく重圧を感じやすい。
応募者数名との集団面接の場合がある。
→他の人と比較して緊張しやすい。隣に他の応募者がいる重圧がある。
・Web面接の特徴
基本的に自宅で行う。
→家族がいる場合、気を遣ってしまう。
通信状況が不安定になるリスクがある。
→これについてはできる限り、通信が安定する場所、Wi-Fi中継機を購入するなどで改善を図りましょう。
それ以外の部分はさほどありません。心理的に慣れているかどうかはありますので、以下のQ&Aを読んで不安を解消して下さい。
■Web面接の悩み、不安をズバリ解消!
Q:Web面接でカメラか画面のどちらを見るべきかわからない。
A:画面を見るとどうしても面接官の目線では若干下向きに見えてしまいます。
一方で、会話するときは人の顔を見る癖が付いているため難しいです。
面接でのコツは面接官のおでこを見る感覚でいることです。
見続けることは難しいので意識をするくらいで良いです。
見ることを意識しすぎてしまい、他の部分が疎かになることのほうが問題です。
まずは、面接で話す内容の質を上げること、スムーズに話せるように練習することを優先しましょう。
練習ではカチメン!を利用すると単純な録画練習と違い、表情についても助言があるので、より正確に練習できますよ。
Q:そもそもWebで話すことへの抵抗感がある。
A:面接ではなく、まず、家族と友人とビデオ通話することで慣れておきましょう。
また、心理的な抵抗が曖昧でわかりにくい場合、「何を気にしているの?」と自分に問いかけて気にしていることを見つけていけばよいです。
その見つけたものに、「考えて何かできる?」と問いかけます。
できることが見つかればそれを行う、見つからない場合、「考えても仕方ない。不安になって面接通過率を落とすだけ。」と問いかけてみて下さい。
私が就活指導をする時には、自分で自分をマイナス方向(損な方向)にしていないかの検証もし、損得を軸に改善を図っています。
今回は自身でできる簡易的な方法を紹介しました。
Q:面接のときは1人がいいのか。
A:できる限り家族や同居人が不在の状態が望ましいです。
どうしても聞こえていると恥ずかしい、大きな声だと遠慮してしまうなど違うところに注意を払ってしまい、面接に集中しにくくなります。
面接後にホッとしたいという場合、家族や同居人との関係性次第では、色々と話したいと思うので、面接後話せる状態もいいかもしれません。このあたりはみなさんで判断して下さい。
Q:通信状態が悪くなると焦ってしまいます。
A:これについては基本的には面接官から冒頭で説明があります。面接前に、途切れた場合どうするのかを確認しましょう。お互い同じルールを共有できていれば、焦らずに済みます。一方で、その対応方法が曖昧になっていると面接側であるみなさんは焦ってしまいますので、これについては必ずルールの共有をして下さい。
また、動画が固まるまではいかず、時々音声が途切れてしまう場合は、「面接場所を工夫してできる限り電波がいい位置で面接を行っています。それでも音声が途切れることがあれば申し訳ございません。」という声かけをするなど先に焦らないように可能性を伝えておくのも良いです。みなさん、面接官にこういう話をするのを怖がって避けてしまいますが、実際はこういう話をすることで必要以上に気にしてしまうことで集中力が落ちることを回避できます。
不安は面接の大敵
こうしたそれぞれの面接の違いだけでなく、マナー、言葉遣い、振る舞いを正しく知ることで気にすることを減らすことができます。気にすると不安を作ってしまい、その不安が集中力を落としてしまいます。
正しく知る、そして、正しい方法で練習する。カチメン!を利用するとコラムで正しく知った上で、アプリで練習ができますよ。繰り返し、練習すると不安を減らし、面接通過率を上げることができます。ぜひご活用下さい。