ケース面接を「考えず」に勝てる!コンサルに内定するための必勝対策
こんにちは、トイアンナです。
コンサルティングファームを受けるならば、絶対に避けては通れないのが、ケース面接。
ケース面接とは、「ビジネスでの課題に似たお題を出されたうえで、数分以内に解決策を提案する」問答のことです。
たとえば「スターバックスの売上を上げるにはどうすればいい?」といった設問が出され、5分考えてからプレゼンで答える……というのが、ケース面接の典型例です。
このケース面接ですが、年々難易度が下がっており、現在はほぼ対策が確立しています。
そのため、単純に「手順を知っているか、知らないか」だけで差がついてしまうのです。
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ケース面接の手順1: 「いつまでに・誰が・何ができていればいいか」を決め込む |
ケース面接では十中八九「いつまでに・誰が・何をしていればいいか」を定めない、ボヤっとした設問が出されます。
たとえば、「音楽を好きな人が増えるにはどうすればいい?」といった設問です。
そこで、「いつまでに・誰が・何をしていればいいか」を、決めつけでもいいので定義してしまいます。
たとえば、「Spotifyの契約者数が3年後までに、今の1.5倍になる」といった、思い切ったわかりやすい目標を立ててしまうのです。
ケース面接の手順2:「課題はなにか」書き出す |
次に、「なぜ現状でそれができていないのか?」という課題を書きます。
たとえば、サブスクで音楽を聴く人がまだ少ない、Spotifyを知らない……といった理由です。
そして、このあたりの原因のうち、主要なものを選びます。
今回で言えば「Spotifyを知らない」でしょうか。
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ケース面接の手順3:
解決策を考えて、使えそうな解決策を採用する
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次に、解決策をどんどん書き出していきます。
今回の例ならたとえば、
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など、なんでも構いません。
そして、ざっと出した解決策から「実際にできそう・結果が出そう」なものを選びます。
たとえば、広告を出してSpotifyを多くの方に知ってもらうとして、3年間で本当に1.5倍の会員を得るならどれくらい広告を出さないといけないの? ということを試算するのです。
仮に広告を見たら、100人に1人がSpotifyを契約してくれるとします。 であれば、ゴールは500万人 × 1.5 = 750万人であり、追加分の250万人を広告でゲットしないといけないのです。 そうすると、2.5億人に広告を見せないといけなくなり、国内の人口を超えてしまうので「広告だけではゴールを達成できない」ことがわかります。 であれば、コラボキャンペーンと広告と…… |
といった、複数の案を足していくことで、日本国内でのファンを増やす方法を考えます。
ここだけ試算するのが大変ではありますが、もともとの会員数を500万人、1,000万人といった計算しやすい数字にしておけば、制限時間内にサクサク試算できます。
ケース面接の手順4: |
最後に、面接官から突っ込まれそうなポイントを考えます。
たとえば、今回の回答では「Spotifyの契約者数=音楽を楽しむ人だと言い切れる? CDやレコードを聴く人、ライブに来る人は無視?」といったツッコミがあり得ますね。
こういう問いには、
おっしゃるとおり、たくさんの手段で音楽を楽しむ方はいます。 しかし、いまの時代に音楽を新しく楽しむ方を増やすとして、CDを買う方、レコードを聴く方を考えるより、サブスクで音楽を聴く人間を増やすのが最も現実的と考え、あえてSpotifyの会員数へ絞りました。 |
といった回答をします。
こういう風に「考えていなかったわけではないのですが、そこを選ばなかった理由」を言えれば、質疑応答をそつなくこなせます。
なお、考えてもみなかった盲点を指摘された場合は、素直に「申し訳ございません、そこは考え切れていませんでした」と伝えるべきです。嘘をつくのはやめましょう。
なお、ケース面接は訓練すればするほど、よい結果を出せるようになります。
ぜひ、生成AIやAI面接を通じ、自分のケース面接のクオリティを上げていきましょう。