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就活コラム

コミュ力高めたい人必見!高市早苗新総裁のスピーチ表現力を大解剖

こんにちは。カチメン!表情監修の清水建二です。

本日は、10月4日(土)に行われた高市早苗自民党新総裁記者会見におけるスピーチから、私たちがお手本にしたいことを解説します。

女性リーダーとして活躍したい方や、男女問わず、「表現豊かにスピーチが出来るようになりたい」「共感的なコミュニケーションが出来るようになりたい」という方にとって、きっと役に立つ内容なるでしょう。  

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高市早苗氏から学ぶ、安心と信頼を生む話し方


高市氏のスピーチを全体的にみると、スムーズな発話で、記者をしっかり見据えて微笑みながら応じ、必要に応じて手ぶりを交えているのがわかります。
目立った演出はなく肩の力が抜けており、質問には丁寧かつ自身の言葉で答えようとする姿勢が伺えます。

私たちがすぐにお手本に出来る、高市氏のスピーチ表現力を3点にまとめます。それらは

  1. 豊富な笑顔と適切なタイミング
  2. 共感的な視線配り
  3. 適度なイラストレーター 


です。
具体的に見ていきましょう。

 

1. 豊富な笑顔と適切なタイミング 


高市早苗_スピーチスキル
まず、笑顔が豊富です。
口角だけを上げる笑顔ではなく、目じりにしわが寄る、ニッコリとした笑顔です。

しかし、単にニコニコしているわけではありません。

スピーチの内容に合わせ笑顔になり、記者からの質問を笑顔で受け、回答を笑顔で終えています。
そう、タイミングが適切なのです。
 

例えば、靖国神社に「どのように慰霊をするのか、またどのように平和をお祈りするのか」と話しているときは、笑顔でなく、真剣な表情です。
また、裏金問題で不祥事を起こした議員の登用について「それぞれの選挙区で理解を得て、そして議席を得られた方には働いて頂かなければいけない」と話しているときも、真剣な表情です。
 

上記以外のメッセージでも、笑顔だと「誤解を与えてしまう」「真摯なメッセージが伝わらない」と考えられる場合には、笑顔ではない表情で発言しているのです。 

また、記者の質問を笑顔で受けることで、どんな質問でも受け入れようとする態度が伝わり、回答を笑顔で終えることで質問者に安心感を与えます。 

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2. 共感的な視線配り 


次にお手本にしたいのが、視線です。

会見冒頭で政策の骨子を話しているときは、会場全般に広く視線を向け、質疑応答のときは、質問をしている記者を中心に視線を配っています。
しっかり視線を配ることで、「あなたに興味・関心を向けています」ということを示すことが出来ます。
 

無論、過剰な注視を避けたり、適切な言葉を探したり、考えを整理したりするため等の理由で、視線が記者以外や正面以外を向くことはあります。
しかしその程度は最小限に留められ、他者意識を損なわずに、やり取りの焦点を記者へ据え続けています。
 

先ほどの笑顔と併せて、相手に笑顔や視線を向けるタイミングが「わからない」という方は、自身の発話を始めるときと終えるときに、相手に笑顔+視線を向けてみることから始めてみましょう。 

 

3. 適度なイラストレーター 


ジェスチャー_身振り手振り
3つ目は、適度なイラストレーターです。
イラストレーターとは、話し言葉を図式化するジェスチャーのことです。

イラストレーターを利用することで、自身の想いを強調させることが出来ます。
イラストレーターのないスピーチは、躍動感や強調点が感じられません。
逆に過剰だと、落ち着きがなく感じられ、スピーチの内容が入ってこないでしょう。

高市氏のイラストレーターは、自然で適度です。 


例えば、金融政策について、
「コストプッシュ型のインフレで放置して、これでもうデフレじゃなくなったと安心するのは(眉を引き上げながら)早い。
むしろ賃金の(右の手のひらを下に、右から左へ指先が山の上を目指すようにしながら)上昇。これが主導して需要が増えて、そして(左の手のひらを上に、垂直に上げながら)緩やかに(眉を引き上げながら)物の値段も上がっていく。企業も(左手でつかむ手ぶり)儲かる。
こういう形の(眉を引き上げながら)デマンドプルのインフレ。こういった形を私はベストなものだと思っております」

と回答しながら、イラストレーターを交えています。 

 

まとめ


自信の表れ
以上のような非言語の動きが、高市氏のスピーチには見られます。
冒頭でも述べたように、全体として自然体であり、聞き手にポジティブな印象を与えています。
もちろん、会見に向けて準備をされたはずですが、なぜここまで自然に見えるのでしょうか。 

その理由の一つは、スピーチの内容に高市氏自身の本心が込められている可能性。

もう一つは、何を話すかだけでなく、どう話すかを意識し、政治家人生の中で数えきれないほど練習を重ねてきた可能性です。
練習を重ねることで、表情や身ぶりが身体にしみ込み、意識せずとも想いを伝える器として機能するようになるのです。
 

最初はぎこちなくて当然。
まずは、カチメン!で大げさに、大まかに、伝えたい表情を作ってみましょう。
練習するうちに表情が柔らかくなり、想いを自然かつ適度に伝えられるようになるでしょう。 


ではでは、実践を重ねて下さい。

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