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就活コラム

面接官の顔を見て伝えよう【基礎編】

こんにちは。カチメン表情監修の清水建二です。

前回のコラムでは、面接本番前に心身を整える方法について解説しました。スタンスを広くとり、肘が胴体の外側に張るよう腰に手を添え、胸を張る、こうしたなるべく身体を大きく見せる姿勢をリーダー姿勢と呼びました。リーダー姿勢をとることで、身体フィードバックにより、自分の気持ちを高められる、ということでした。

本日は、面接官の顔を見て伝えよう【基礎編】について解説します。

唐突ですが、「英語ペラペラ」と聞いて何を想像しますか? 「英語が不自由なく話せる」「流ちょうに英語を操れる」「スピーキング力が抜群」等々、想像されると思います。しかし、「スピーキング力はあるものの、リスニング力はない」。こうした状態を「英語ペラペラ」とは表現しないでしょう。もし、この状態を「英語ペラペラ」と表現するなら、「相手の話は理解できないけど、自分の話は発信できる」ということになってしまいます。

表情も同じです。本コラムでは、自身のメッセージを適切に伝えるために、主に、表情のつくり方や見せ方、感情の醸成方法を説明しています。「嬉しいです」と言いながら、笑顔がなければ、嬉しさに疑問符がついてしまいますので、自身が伝えたいことを適切な表情で発信することは重要です。

一方で、自身の言葉や表情だけに意識を向けるだけでは、不十分です。自身のメッセージを相手に適切に届けるには、相手の欲することにも意識を向けることが重要です。「会話はキャッチボール」という言葉があるように、相手、皆さんにとっては、面接官(あるいは、OBOG、リクルーター、討論などが課される場合は他の就活生)にキャッチしてもらえるよう、メッセージを投げる必要があるのです。

それでは、具体的にどのようにしたらよいのでしょうか。本日は【基礎編】ですので、意識しさえすれば、すぐに実践できることを解説したいと思います。

それは、面接官の眉が上がるか下がるかを見て話す内容を調節する、ということです。

眉が上がるとは、正確には、眉が引き上げられる表情のことです。この動きが強いと額に水平のしわが生じることがあります。この表情は、私たちが、興味関心を抱くときに動く表情です。

一方、眉が下がるとは、正確には、眉が中央に寄り引き下げられる表情のことです。この動きがあると、眉間にしわが寄ります。この表情は、私たちが、熟考するときに動く表情です。

眉が引き上げられる表情と眉が中央に寄り引き下げられる表情

さて、これらの表情が面接官の顔に表れたとき、どんなふうに会話をしたらよいでしょうか。

ポイントは、感情のニーズに沿う、です。様々な感情にはそれぞれニーズがあります。幸福を抱けば、「この状態が続いて欲しい」。嫌悪を抱けば、「不快な人・モノ・言動をとり除きたい」。罪悪感を抱けば、「謝罪したい」。このようなニーズを持っています。

今回のテーマである、眉が引き上げられる興味関心のニーズは、「知りたい」です。眉が中央に寄り引き下げられる熟考のニーズは、「考えたい」です。

ですので、面接官があなたの話を聞きながら、「なるほど」「そうなんですね」と相槌を打ちつつ、眉が引き上げられれば、面接官はあなたの話をもっと「知りたい」のです。このニーズに沿うためには、話している話題を「そのまま続ける」のが適当でしょう。

一方、面接官の眉が中央に寄り引き下げられれば、面接官はあなたの話を「考えたい」のです。考えなくてはならないほど、あなたが難しい話をしているのか、早口で話しているのか、要領を得ない話をしているのか、理由は色々あり得ます。このニーズに沿うには、「ここまでで何かご不明な点はございますか」と面接官に質問を促す、「丁寧に話す」「間を置いて話す」のが適当でしょう。

◆眉が引き上げられれば、「進め」。

◆眉が中央に寄り引き下げられれば、「ストップ」。

こんなふうに覚えておくとよいでしょう。

前者よりも、特に後者に注意したいところです。面接官が、「考えたい」と思っているにも関わらず、同じペースで話し続けてしまうと、面接官はあなたの話を適切に理解できない状態になってしまうからです。用意して来た想定問答の「回答」を答えることだけに意識が向いてしまうと、その「回答」を忘れてしまうことを恐れるあまり、早口になってしまったり、面接官の質問からズレ始めていることに気づけなくなってしまったりすることがあります。面接官の眉が中央に寄り引き下げられる表情に注意です。

相手の眉を気にする、特に、眉が中央に寄り引き下げられる表情を気にして、そのままのペースで会話をし続けない。言葉で説明すると難しい感じがしますが、意外に簡単です。こんな手軽なことで会話のキャッチボールが上手く行くのか、と驚かれるかも知れません。それだけ、私たちは普段、相手の顔を見ているようで見ていないのです。

さぁ、今日から、日々、スマホを見ながら話すのは止めましょう。相手の眉を見て話しましょう。ではでは、練習頑張って下さい。

※記事中の画像の権利は、株式会社空気を読むを科学する研究所に帰属します。無断転載を禁じます。

 

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