<新卒>時間やゆとりがないため、冷静に活動しにくい
しっかり就職活動に取り組む方でも1年少々の期間です。
多くの仕事がある中で調べることができている業界や職種はわずかです。
知識がない中で時間だけは迫ってくる状況で狭い範囲から応募業界・企業を選びがちになります。
<転職>在職中の場合、時間に追われる必要なく活動できる
いい求人があれば応募するなどゆとりをもって活動ができます。
ただ、面接日が平日になることが多く、有給休暇を取得して面接に行くなどの成約制約があります。
まずは、いきなり活動をするのではなく適切な準備をしてから臨む必要があります。
準備については別のコラムで書いていきます。
<新卒>多くの企業に応募できる
新卒採用は原則、職種別ではないからこそ、多くの企業に応募ができます。
自由に応募できると言えるかもしれません。
ただ、どうしても新卒時は知識が不足しているため、結果として限られた業界や企業に応募しがちです。
<転職>経験者採用だからこそ応募できる業界や職種が狭まる
例えば、現職を続ける中で気持ちが変わり、製薬会社でMRになりたいという希望が出てきても、医療や健康に関する業界での就労経験がないと難しいです。
難しいから無理という意味ではありませんし、受験料がかかるなどもありません。
ご自身の希望を叶えるために応募をするというのは悪いことではありません。
希望から見るだけでなく、自分の価値を整理したうえで、経験にマッチしそうな仕事を探すという方法も良いと思います。
転職は新卒のように追われるように行う必要はありません。
冷静に判断したうえで取り組んで下さい。
●おわりに
新卒と転職での最も重要な点について書きます。
新卒の場合、どの時期に内定しても翌年4月から入社が通常で、内定獲得後しばらく検討することができます。
転職の場合、2〜3ヶ月後に新しい企業に行くことになります。
募集人数もピンポイントになるため、辞退の場合早々に連絡が必要です。
新卒のように内定を多く獲得し、選ぶ感覚は好ましくないです。
基本的には内定獲得し、転職の意思表示を内定企業に伝えたら、すぐに退職手続きをする必要があります。
休暇日数も限られていることからも転職したいと強く思う企業を受けていきましょう。