早い締切での提出が有利な可能性の理由 |
早い締切で提出するということは意欲がある人と受け止められるのが自然だからです。
巷でもあるものでは、キャラクターグッズを購入するために朝早くから並ぶ人は気持ちが強くあるからと皆さんも想像するでしょう。
早くほしい、確実にほしいから早く行動するということです。
また、最終選考に残る就活生は企業から見ると魅力的な人が多く、採用枠に収めることが大変です。
いわゆる、どんぐりの背くらべの状態になったときに、早い締切で提出した人と最終締切で提出した人とで比較される可能性は否定できません。
何事も基本的には遅いよりは早いほうがいいのは確かです。
ただ、あくまでも優先したいのは書類の完成度です。
書類の完成度が低い状況では早いから通過率が上がることはありません。
そこを間違えないようにしてください。
目安として志望度が本当に高い企業は2回目の締切を目処に提出する方が良いです。
気にしてしまうことでもやもやしないためにも、できれば2回目の締切までに完成度の高いものを作りましょう。
※繰り返しにはなりますが、企業が気にしていない可能性もあります。
大学受験でも前期と後期の募集人数では前期が多いなど就活以外の選考試験でも早いほうが優遇されることがある現実も記憶下さい。
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ESをきちんと読んでもらえているかを想像しよう |
これについてはきちんと読んでもらえていないという前提で考えましょう。
先述の通り、担当者は膨大な数のESを読む必要があります。
そうした中で、
・ 長所について
私の長所は好奇心旺盛なところです。
・ 志望動機について
私は現在、大学で経済学を勉強しており、・・・・・
曖昧な話、長々と自分の話が続きそうと想像できそうな文頭を見て、担当者はどういう気持になるでしょうか。
また、順番に読み進めるときに1つ目の質問の回答が、内容が薄いとかわかりにくい文章の場合、2つ目以降の質問への回答も読みたいと思うでしょうか。
ESの質問項目は作文項目だけで最低でも3項目はあります。
本来の職務上ではきちんと読むことが求められますが、膨大な時間がかかります。
そして、この業務は現実的には担当者の仕事評価に繋がるわけではないものです。
これは就活生からするとたまったものではないとは思いますが、作業のようになってしまうのも仕方ないとも言えます。
こうしたPR系の文章を読み慣れていない人がしっかりと読み込む労力は相当なものです。
だからこそ、就活生の立場としては、丁寧にわかりやすく、具体的に書くことを意識しましょう。