【現職SE社員が語る】リアルな働き方とコミュニケーションの必要性について大公開
こんにちは、就活コラム担当です。
本コラムでは、様々な職種の現職社員にインタビューをし、業務内容や、やりがい、苦悩、適性を大公開してきます。
今回取り上げるのは「SE(システムエンジニア)」の仕事。
- 実際の業務でどんなことをするのか
- コミュニケーションスキルは必要なのか
- どういう性格、思考の人が向いているのか
といったところが気になる方は多いのではないでしょうか。
軸重視 × 最短内定 両方叶える就活支援
広告・シンクトワイス株式会社
実際SEという仕事はプロジェクトごとに担当業務が細かく分かれているため、明確な業務内容というのはありません。
各エンジニアの性格やスキル・強みを生かして、適材適所で活躍できるのがSEの魅力です。
本コラムでは、IT業界の中でもSier(※)業界に焦点を当てて紹介します。
インタビューでは、入社6年目でプロジェクトのリーダーとして働くSE社員の方にお話を伺いました。
面接時の表情や話し方を鍛える「カチメン!」として、技術スキルではなくコミュニケーションスキルをメインに解説していますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
※: SIer(エスアイヤー)とは、顧客の業務課題を解決するために、情報システムの企画、設計、開発、導入、運用、保守といった一連の工程を一括して請け負う「システムインテグレーター」の略称
SE社員のリアルな1日 |
▼1週間の会議頻度
社外の会議:4回/週
社内の会議:15回/週 
コミュニケーションが必要な場面 |
SEの業務でのコミュニケーション機会は、大きく分けると社内と対顧客との2種類に分けられます。
社内では、チーム内の会議などで業務の進捗や課題について話し合うことが多いです。
特に、複数のチームが関わるプロジェクトでは、情報共有のための会議も頻繁に行われます。
対顧客との場面では、定例会などで課題や要望を聞き出す力が必要とされるでしょう。
このような会議以外にも、チャットやメール、電話などを通して、細かなやり取りを行う機会も多いです。
求人数は業界最大級!転職のプロに相談可能
広告・doda
SEで必要なコミュニケーションスキル |
SEでは、顧客の最終的な目的を引き出して明確にするスキルが非常に重要です。
顧客は「これがやりたい」という具体的なアクションから話すことが多いですが、SEには「最終的にどうなるのが理想か」というゴールを明確にする力が求められます。
また、定例会だけでなく個別に顧客とやり取りして関係構築をしていくといった動きの積み重ねも重要です。
これらができるSEは、プロジェクトの進捗や信頼関係において顧客の満足度をより高くすることができるでしょう。
SEのやりがいと苦悩 |
やりがい:考えてきた案が顧客や社内で採用された時
SEのやりがいは顧客の潜在的な要望を引き出し、それを形にできたときに感じます。
1つのプロジェクトにおいて顧客の真の要望を叶えるには、時間がかかることが多いです。
実際に現職のSE社員が担当する案件でも、PMの人は顧客と密にコミュニケーションを取りながらプロジェクトを進めています。
また、開発担当の社員と話し合い、どのように課題を解決するか道筋を考える時間もあります。
このように1つのプロジェクトで多くのメンバーが関わるため、それを全員の力で達成した時は大きなやりがいを感じます。 
苦悩:これまでやってきたことが通用しなくなる時がある
SEでは担当するプロジェクトが途中で変わることも珍しくありません。
その際にプロジェクトを引き継ぐことになるのですが、以前のプロジェクトでは通用していたやり方が全く通じない時があります。
また、顧客と社内の担当者双方の意見が異なる時もあるので、最終ゴールを意識しながら問題を整理する力が必要です。
しかし、その分顧客の本質的理想の状態にプロジェクトを持っていくやりがいも大きいでしょう。
SEに向いている人 まとめ |

SEは各ポジションによって求められるコミュニケーション能力や業務におけるスキルが異なります。
そのため、自分の強みをどの場面で発揮できるかを理解できている人はSEに向いているでしょう。
SEの仕事は技術的なスキルだけでなく、課題やゴールを常に意識して行動できる力もとても重要です。
さらに将来的にPMになりたい方は顧客と密にコミュニケーションを取り、関係構築する力も必要になるでしょう。
そのため、面接時もこのような素質があるかは採用判断材料の1つとなるでしょう。
面接練習アプリ「カチメン!」では、面接時にこれらのスキルをアピールする際の話し方や表情を分析・改善できるアプリです。こちらも是非活用してみてください。