思考の壁①:正しい目標の見つけ方はない。 |
目標の見つけ方についてコラムを書きながら何を言っているんだと思われるかもしれませんが、
目標はあくまで本人が前向きに取り組めるものであれば、 どのようなものでも良く、その見つけ方についても正解や間違いはないと考えています。
後半でお伝えする方法についても、必ずこれをやらなければいけないというわけではなく、あくまで参考として捉えていただければ幸いです。
思考の壁②:目標を1つに絞る必要はない。途中で変えてしまっても良い。 |
どうしても成し遂げたいと思える確固たる目標を定めて、一度定めたら意志を曲げてはならないと考えられがちですが、その考えも捨ててしまって良いと考えています。
もちろんそのようにして目標を達成した方がドラマチックではあるのですが、インターネットの発達により情報が溢れた現代で1つの物事だけに集中し続けることは簡単ではないと思います。
一度定めた目標を変えてはならないと捉えてしまうと、次第に「やりたい」と思える目標ではなく、「やらなければならない」義務になってしまい、気付けば嫌々やっていたということにもなりかねません。
やりたいと思えることが複数ある場合も、無理して1つに絞る必要はなく、全てに挑戦できるように工夫をすれば良いだけだと考えています(もちろん使える時間や体力には限りがあるため、優先順位をつけ、挑戦を先送りにするということはあります)。
とにかく「やりたい」と思えることが重要で、確固たるものでなくとも、1つに絞れなくとも問題ないと捉えていただければと考えています。
思考の壁③:実現できるかできないかで判断しない。 |
やりたいことを見つける段階では、その達成方法、達成するまでの過程や労力を考える必要はないと考えています。
自身ができることの範囲で、やりたいことを見つけようと考えてしまうと、中々やりたいことは見つかりません。
将来の自分なら何でもできると期待して、思い切ってワクワクするような高い目標を立ててみても良いと思います。
自分に期待することがどうしても出来ない方は、「あなたが尊敬する誰かがバックアップしてくれるとしたら何に挑戦したいか」と自分に問いかけてみても良いでしょう。
私の場合は、「イーロンマスクが全力でバックアップしてくれるとしたら何に挑戦する?」と問いかけるようにしています。
思考の壁④:本当にやりたいことは人に言う必要はない。 |
やりたいことを無闇に人に伝えてしまうと、仮に自分の気が変わってしまった時に目標を変えにくくなってしまいます。
また、目標を伝えられた人の多くは「それって本当にできるの?あなたには難しいんじゃないの?」と目標を諦めさせるような言葉を投げかけてくることがあります。
その人は悪意があって目標を否定しているわけではなく、あなたのためを思って善意で伝えているからこそ、ついつい話を聞いてしまい、目標を諦めてしまうのです。
私の場合は、本当にやりたいと考えていることの2段階程度下の目標を人に伝えるようにしています。
就活生時代の私の1つの目標は「複数企業の取締役を兼任する」というものでしたが、面接では「御社の技術を活かしてこのような事業を立ち上げることに挑戦したいです」と伝えたりしていました。
以上で前半の思考の壁の取り除き方については終了です。
ぜひ①〜④までを実践してみてください。
後半では、思考の壁を取り除いてスッキリした状態で、やりたいことを一緒に探していきましょう。
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