こんにちは、カチメン!就活コラム担当のトイアンナです。
面接って、緊張しますよね……!
今では100人の前で登壇しても平気でいられる私ですが、就活生だったころは面接のたびに心臓バクバク。聞かれてもいないことを焦って答えてしまい、「なんであんなことを言っちゃったんだろう……」と帰りにトボトボ歩いたことも数しれずあります。
それから、面接や登壇が得意な方にお話を伺うと、どうも才能というより、ちょっとした人生の違いが面接で緊張する・しないを決めていたことがわかったのです。
まず、面接で緊張しない人は、年上と話した経験が豊富です。接客バイト経験が豊富な就活生が強いのがここで、初対面の年上へ物怖じしません。年上の方と何度も話すことで「なーんだ、この人たちも自分の延長線上にいる、同じ人なんだ」とリラックスできるからです。
逆に、「親以外の大人とあまり話したことがない」人ほど、面接でガチガチに緊張してしまいます。そのため、なかなか実力を発揮できないのです。
対策としては、短期間でもじっくり大人と面談するタイプのアルバイト・インターンに応募することが挙げられます。アルバイト経験は賃金目当てと思われることが多いのですが、実はこうした副効果も期待できるわけです。
もし、時間が残されていないならOBOG訪問を増やすことで、大人と話すチャンスを作りましょう。できれば、仕事内容だけでなく「どんな学生時代を過ごされましたか?」と聞くことで、「相手も同じ人間なんだな……」と気づくきっかけを得られるとさらによいですね。就活生がOBOGと簡単にマッチングできるアプリも多数登場していますので、まずはアプリストアで探してみてください。
就活で、いきなり本命企業の面接を迎えてしまったら誰でも緊張します。ですが、もしその前に100社と面接していて、何度も自己PRや志望動機を語っていたらどうでしょうか。本命企業での面接を迎えても「あー、自己PRね。もう暗記してるわ」と思えるくらい、話しやすく感じるに違いありません。
面接で緊張しない人へ話を聞くと、そもそもエントリーしている社数が多いことがままあります。つまり、緊張しない才能を持っているのではなく、面接経験が多いのです。就活では数社目でも、たとえばAO入試で何度も面接対策をやってきていたり、交換留学の面接経験があったりします。つまり、場数が違うのです。
これから本命企業と面接をするのなら、急いで他社へエントリーしまくり、面接予定を増やしましょう。誰もが面接で勝つために、経験値を溜めてきているのですから。
最後に、面接で緊張しなくなるには、模擬面接をとことんやりまくることです。模擬面接は気恥ずかしいため、実施している人が限られます。だからこそ、模擬面接をやりぬいた人は面接に強いのです。
一般的な模擬面接は対面で行うイメージですが、現在はカチメン!のように、AIが模擬面接を実施してくれるサービスもでています。人相手だと緊張してしまう、模擬面接の予定を組むのが面倒……という方へは、とりあえずカチメン!アプリで対策することをおすすめします。
AIを使うメリットは、何度でも練習できることです。特に、「面接で何を話したか」については対人の模擬面接でフィードバックを受けやすいですが「笑顔」「声の大きさ」といった、ふるまいに関するコメントは相手も気を遣うため、もらいづらいもの。AIは容赦なくそこも採点してくれますので、現実的な対策が打てます。
AIと先輩。両方活用して、面接慣れしていきましょう。