こんにちは、カチメン!就活コラム担当のトイアンナです。
面接で「あなたの企業選びの軸は何ですか?」と聞かれて、頭が真っ白。
「えっと……成長できる環境で……」と言葉を濁したり、「業界としては◯◯業界に興味があって……」と曖昧に答えたり。
そして面接官の目が「本当かなあ」と疑っている。
その気まずい空気、避けたいですよね。
「企業選びの軸」なんて、いきなり声に出せるわけがありません。
むしろ、決まっている学生のほうが珍しいはずです。だって、人生で企業を業界別に分類して、志望度順に分けたことなんてありませんよね。
ですが、本物の軸を作る方法は、驚くほど簡単です。
| 「業界を絞った理由」は嘘くさい! 人事が建前を見抜く瞬間 |
さて、多くの学生が、こんなロジックで企業選びの軸を語ります:
「私は◯◯業界に興味があります。なぜなら、学生時代に〇〇という経験をして、この業界の重要性を感じたからです。そして御社は、その中でも特に〇〇に力を入れているので志望しました」
しかし、考えてみてください。
あなたは今まで、「今日は金融業界について考えて、自分の人生と紐づけてみよう」なんて思ったことがありますか?
「自分の価値観は、製造業に紐づいているな」と感じたことは?
ないですよね。
業界なんて、就活が始まってから初めて意識するものです。
それなのに、「学生時代からこの業界に興味がありました」なんて言っても、説得力ゼロ。
面接官は、その嘘くささを一瞬で見抜きます。
| 本物の軸は「得意な作業」から逆算する |
では、どうすればいいのか。もっと単純に考えていいのです。
あなたの人生の軸を、業界ではなく、「得意な作業」から逆算してください。
たとえば、
・ 細かいミスを見つけるのが得意
こうした軸の作り方の方が、自然ですよね。なぜなら「得意な作業」は、あなたが実際に経験してきたことだから。
これなら、エピソードを添えて語れますし、面接官からも「それって本当の軸?」と疑われません。
しかも、この逆算方式には、もう一つメリットがあります。
それは、「自分に合う企業」が自然と見えてくること。
たとえば、「細かいミスを見つけるのが得意」な人が、「スピード重視のベンチャー」に行ったら、苦しみます。逆に、「品質管理が命」の製造業なら、活躍できる。
つまり、得意な作業から逆算すれば、入社後のミスマッチも防げるのです。
| AIに「得意な作業探し」を手伝ってもらうプロンプトはこれだ |
ここまで読んで、「でも、自分の得意な作業なんてわからない…」と思ったあなたへ。
AIに手伝ってもらってください。
具体的には、ChatGPTやClaude、Geminiなどを開いて、こんなプロンプトを打ってみてください:
【プロンプト例】
| 私はこれから就活をします。就活の軸を一緒に壁打ち形式で考えてほしいので、その材料となる「自分が得意とする作業」を見つけてください。 |
これを打つと、AIがこんな質問を返してきます:
こういう質問に答えていくだけで、AIがあなたの「得意な作業」を言語化してくれます。
しかも、AIは遠慮なく深掘りしてくれるので、自分では気づかなかった得意も見つかります。
こんなふうに、AIとの対話で「自分の得意」を見つけましょう。
| AIに「この作業が必須の業界」を聞くと、隠れ優良企業も発掘できる |
得意な作業が見つかったら、次はこうAIに質問してください:
【プロンプト例】
| この作業が必須となる仕事には、どんな業種や業界がありますか。業界を代表する企業もリストアップして。 |
すると、AIがこんな答えを返してくれます。
※ここでは例として「情報を整理して伝える」のを、就活の軸にしたと仮定します。
『情報を整理して伝える』作業が必須の業界は
です。
こうして企業をリストアップしてもらえれば、かなり便利ですよね。しかも、AIへ「隠れ優良企業はある?」とまで聞けば、一般的な知名度は低くてもシェアが大きい企業すら教えてもらえます。
つまり、AIを使えば、「自分に合う企業」を、網羅的に見つけられるのです。
| 「業界ありき」じゃなく「自分ありき」で選べば、納得内定に辿り着ける |
企業選びの軸は、業界から作るものじゃありません。自分の得意から作るものです。「得意な作業」は、あなたの中にずっと残ります。そしてその得意を活かせる場所で働けば、活躍できるし、楽しく働けます。
逆に、「業界ありき」で選ぶと、入社後に「あれ? 思ってたのと違う」と後悔するかもしれません。
だから、就活の軸は、自分ありきで作ってください。そして、その軸を作る最速の方法が、AIとの対話なのです。