某コンサル会社最年少役員でカチメン!就活コラム担当のなかぴーです。
弊社の新卒採用責任者としても活動しており、中途、新卒どちらの面接も数多く行ってきております。
そんな私の立場から、前回に引き続き今回も「志望動機」について、どのように回答を組み立てていくべきかお伝えしていきます。
前回は私たちコンサルタントが新たなクライアントと仕事をする際に事前準備として行う企業調査の内容をベースに、学生の皆さん向けに簡素化した企業調査の方法をご紹介しました。
(前回のコラムはこちらから)
今回は調査内容を元にした志望動機の立て方についてお伝えします。
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志望動機作成までの大まかな進め方 |
今回はその調査内容とご自身のやりたいことや経験とを結びつけて、志望動機を構築していきます。
面接官が気にするポイント |
企業経営は航海に例えられることも多いので、学生の皆さんがイメージしやすいように、船長になったつもりで船員の選別について考えてみましょう。
船員として頼りになるのはどのような人でしょうか?
あなたなら、どちらの人を船員として採用したいでしょうか?
もちろん後者の人を選ぶはずです。
つまり、以下のような人を採用する側は求めているのです。
現状の位置から目標に達するまでの道のり(課題)と、その道のりをどのように進むか(打ち手)を考え、実行する力を持つ人
目標の共通点を探る |
前回の問題解決のフレームワークに基づく調査を終えた皆さんは、もうその企業の目標や課題、進めようとしている打ち手をある程度把握しているかと思います。
例えば、前回の調査で例に挙げた企業の場合は、
といった目標を持つ人であれば、企業の目標と応募者の目標が一致します。
目標が一致しそうな場合は、以下の4点について考え、書き出して整理しておきましょう。
特に最後のポイントに関しては、「自分自身でここまでやるのは少し怖いけど、なんだかワクワクする」 という感情が湧き起こるような目標が立てられていればベストです。
そのような目標を立てられる企業に入社することができれば、やりがいを持って働くことができるかと思います。
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類似した課題の解決に取り組んだ経験を探す |
共通の目標を見つけることができたら、その目標に近付くために、自分がどのようなことで貢献ができそうか役割を考えてみます。
企業調査のメモを見返しながら、以下の内容について検討してみましょう。
考えても思い浮かばない時は、大きな括りのまま考えてしまっている可能性があります。
要素を分解して考えてみましょう。
分解の例を以下に示しますので、参考にしながら考えてみてください。
これまでのプロセスを元に組み立てた志望動機の一例 |
特に、御社の新たな取り組みとしてサプリメントや化粧品等の美容領域への参入を進めているところに強く共感しております。 |
ー「なぜ健康と美容?」と問われた場合
美容に興味を持ったキッカケは、新しく買った洋服を着て学校に行った時に友人から褒めてもらい、人前に立つことの自信を少し持てるようになったことがキッカケです。 それからファッションや美容に興味を持つようになりましたが、思春期の時期に次第に思考が偏るようになり、過度なダイエットをして健康を害してしまったことがありました。 それからは健康あっての美容だと考えを改め、健康について勉強をするようになり、大学では健康と美容について友人にアドバイスも行うようになりました。 |
ー「健康的な美の追求とは、どんなことがやりたいのか?」と問われた場合
御社に入社することができたら、御社の培われてきた細菌研究のノウハウを活用させていただき、年代ごとの肌悩みに合わせた腸活サプリや、DNA解析によりパーソナライズされたサプリメントのサブスク事業等にいずれは挑戦してみたいと考えております。 |
ー「どのように貢献ができるか」と問われた場合
微力ではありますが、美容と健康に関する知識はある程度有しています。 |
以上
2回に渡って志望動機の考え方について取り上げてきました。
かなり長い内容になりましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
これだけ労力をかけて志望動機を作れば、他の学生とは一味違った印象を与えることができるはずです。
中には、調査をして志望動機を一生懸命に考えても出てこない企業もあるかと思います。
おそらくそういった企業については、ブランドや、持たれる印象、待遇等で選んでしまっていないでしょうか?
今回ご紹介したアプローチは、自分にあった企業を見極めることにも繋がりますので、ぜひ落ち着いてゆっくりと考えて、本当にやりたい仕事を見つける時間にもしていただければ幸いです。
皆さんがやりがいを持って働ける企業と出会えることを願っております。