某コンサル会社最年少役員でカチメン!就活コラム担当のなかぴーです。
弊社の新卒採用責任者としても活動しており、 中途、新卒どちらの面接も数多く行ってきております。
そんな私の立場から、今回は「就活で差がつくメモの取り方」というテーマについてお伝えしていきたいと思います。
就職活動では、企業説明会や面接、OB・OG訪問など、多くの情報を整理し、活用する力が求められます。
そこで重要になるのが「メモの取り方」です。
メモを上手に取ることで、情報を効率よく吸収し、的確にアウトプットすることができ、就活の成功率を大きく上げることができます。
今回は、就活生が実践すべき効果的なメモの取り方について解説します。
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1. メモを取る目的を明確にする |
まず、メモを取る目的を明確にしましょう。
ただノートを埋めることが目的ではありません。就活におけるメモの主な目的は、以下の3つです。
この目的を意識してメモを取ることで、無駄なく必要な情報を記録できます。
2. 効率的なメモの取り方 |
①「ポイント」でメモを取る
話をすべて書き取ろうとすると、肝心な内容を逃してしまいます。
メモは要点だけを抜き出し、「何が重要なのか」を意識しましょう。
具体的には、次のような点に注目すると効果的です。
例えば、企業説明会で「弊社は挑戦する文化を大切にしています」と話していた場合、「挑戦の文化 → 具体例?」とメモし、後で具体例を調べて補完すると、理解が深まります。
② 「見返しやすい形」で書く
メモは後から活用するために取るものなので、読み返しやすく工夫しましょう。
以下の方法が効果的です。
余白を残す
後から追加で書き込めるようにスペースを空けておく
③「フォーマット」を決める
メモの形式を統一すると、情報整理がしやすくなります。
例えば、「ノートの左側に重要ポイント、右側に感想や疑問を書き込む」などのルールを決めると、あとで振り返りやすくなります。
おすすめのメモ形式の一例:
項目 |
内容・キーワード |
感想・疑問 |
企業理念 |
挑戦を重視 |
実際にどんな挑戦事例があるか? |
求める人材 |
自発的に動ける |
自分の経験とどう結びつくか? |
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3. デジタル vs. アナログ、どちらが良い? |
メモを取る際、手書きノートを使うか、PC・スマホを使うか迷うこともあるでしょう。
それぞれのメリットを整理します。
手書きメモのメリット
デジタルメモのメリット
それぞれの特性を活かし、例えば「説明会では手書きでメモを取り、後からデジタルに整理する」というハイブリッドな方法もおすすめです。
4. メモを活用する方法 |
メモを取っただけでは意味がありません。それを活用して初めて役に立ちます。
① 面接前に見返す
企業説明会やOB訪問で得た情報を面接前に復習すると、具体的な志望動機や質問が考えやすくなります。
② エントリーシートに活かす
企業の特徴や求める人材像をメモしておくと、それを踏まえた自己PRや志望動機を作成しやすくなります。
③ アウトプットする(SNS・ブログ・友人との共有)
メモした内容を整理して他人に説明すると、自分の理解も深まります。
例えば、就活仲間と情報共有したり、SNSで簡単にまとめて発信するのも良い方法です。
まとめ |
メモの取り方は、就活の情報整理において非常に重要なスキルです。
このように工夫することで、情報を有効活用できるようになります。
メモを「ただの記録」ではなく「活用できるツール」として意識し、就活を効率的に進めていきましょう!