【広報の社員が語る】実際の業務内容と求められるスキルを大公開
こんにちは、カチメン!就活コラム担当です。
本コラムでは、様々な職種の現職社員にインタビューをし、業務内容や、やりがい、苦悩、適性を大公開してきます。
今回取り上げるのは「広報」の仕事。
-
広報って名前はよく聞くけど実際何をしているかわからない
-
経験がなくても広報に就職・転職できるのか
-
広報に向いている人はどんな人なのか
実際このように考えている方は多いのではないでしょうか。
軸重視 × 最短内定 両方叶える就活支援
広告・シンクトワイス株式会社
広報は会社の情報を社内や世の中に伝え、さまざまなステークホルダー(※)との信頼関係を築く重要な役割を担っています。
一見華やかに見えますが、実は裏方として周囲の人々を支える仕事でもあるのです。
会社の事業などを理解した上で業務をする必要がある職種のため、新卒で広報を目指す場合は、入社時から広報志望を人事に伝えつつ、まずは営業や企画などで会社への理解を深めてから、数年後に異動を実現するのが王道です。
転職の場合は、広報の経験や広報で活かせる業務スキルを武器に転職する人が多いです。
本コラムでは、面接時の表情や話し方を鍛える「カチメン!」として、技術スキルではなくコミュニケーションスキルをメインに解説していますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
(※) 企業経営において利害関係を持つすべての人々のことで、株主や顧客、従業員などが含まれます。
社外広報を担当する広報社員のとある1日 |
※オレンジは社外の方と、水色は社内の方との予定を表しています。
【ロケ取材の立ち合いがある日】
【オフィスワークの日】
広報業務は大きく分けると社外広報と社内広報の2つに分かれます。
社外広報は会社や商品の認知を上げるために、メディアに新情報を配信したり、HPやSNSなどの更新などを行う仕事です。
一方社内広報は、社員やその家族に会社の活動を知ってもらったり、理解を深めてもらうために、社内報でトピックを発信したり社内行事の企画などを行います。
広報は自分の会社や商品をとにかくPRする仕事と見られがちですが、それには多くのスキルが求められます。
特にコミュニケーションにおいては状況に応じて求められる能力が異なります。
ここでは、具体例も出しながら広報に必要なスキルをお話しします。
コミュニケーションが必要な場面 |
社外とのやり取りは、先方の好みや都合などを考慮して方法を変える必要があります。
メールやオンライン会議、Slackなどツールを使い分けることが必要ですし、電話や対面が好まれることもあります。
また取材では、広報社員ではなく現場社員が受け答えをすることも多いため、現場社員が緊張しないように雰囲気を和らげたり、補足説明をしたりといったサポートも行います。
広報活動が現場社員や会社にとってどのようなプラスになるかを常に考えて行動することがポイントです。
求人数は業界最大級!転職のプロに相談可能
広告・doda
広報社員で必要なコミュニケーションスキル |
広報社員は多様な物事への興味関心を持ってコミュニケーションを取ることがとても重要です。
そのためにはきめ細やかな気遣いや、難しい内容を誰にでも分かりやすく説明する力、情熱を持ちつつも客観的に物事を捉える冷静さやリスク管理能力が必要とされます。
また、どんな相手にも公平に態度を変えずに接する姿勢が大切です。
このように広報の仕事では、様々な場面で対応できる柔軟性を持つことが重要なポイントになるでしょう。
社外広報を担当する広報社員に聞いた、広報のやりがいと苦悩 |
やりがい:自分の会社全体にプラスの循環が生まれていくこと
「広報のやりがいは、社内外で少しずつ信頼を積み重ね、プラスの循環が生まれていくことを感じられることです。
例えば、新商品のプレスリリースがメディアに取り上げられると、それが営業社員の提案のきっかけにつながったり、開発社員のモチベーションアップになったりします。
それにより次の取材に現場社員の協力を得やすくなり、そこからまた同様のサイクルが続いていくことです。」
このように、広報は動き次第で会社全体にプラスの力を与える大きな影響力を持っている仕事です。 
苦悩:情報量の激増や広報の手法の進化が著しいこと
「プレスリリースの内容をメディアに取り上げてもらうことが難しくなっている点です。
現在のメディア業界は毎日企業から大量のプレスリリースが送られてくるため、時代の変化に合わせて売り込み方や手法を常に考えて、ノウハウを更新し続ける必要がある点です。」
広報に向いている人 |
広報に向いているのは、下記のような人です。
|
・ コミュニケーション能力の高い人 ・ 発想が豊かでさまざまな物事に興味関心があり、情報収集能力に長けている人・客観的で経営的視点を持って全体を俯瞰することができる人 ・ 日記のような文章ではなく、論理的な文章を書くことが得意な人 ・ 細かい気配りができて、失敗を教訓にリスクを予測できる人 ・ 誠実で嘘をつかない姿勢の人 |
上記のように様々なことが求められますが、仕事のやり方において正解はないため、自分で考えて行動できる人が活躍しやすいでしょう。
まとめ |

広報は、会社の情報を社会に伝え、さまざまなステークホルダーとの信頼関係を築く重要な役割を担っています。
相手に情報をわかりやすく正確に伝えることはもちろん、取材においては、相手が気持ちよくコミュニケーションを取れるよう現場社員のサポートする力も重要です。
面接対策アプリ「カチメン!」では、このように人に何かを伝える時の話し方の分析、改善ができます。
広報では多くのスキルが必要とされますが、その中でも基礎となるコミュニケーションスキルを鍛えるためにもぜひ活用してみてください。
また、「カチメン!キャリア」では、広報職の求人情報や面接対策について専任のキャリアアドバイザーに無料で相談ができます。
広報に興味がある方は是非活用してみてください。