こんにちは、カチメン!就活コラム担当のトイアンナです。
「夏インターンに出遅れた。もう大手企業は無理かも……」
「周りはみんな夏から動いているのに、自分は何もしてない。今から始めても間に合わないよね?」
「秋インターンもベンチャーばかりで、大手志望の自分には関係なさそう」
こんな風に焦っている方が、実は多いのではないでしょうか。
ですが、安心してください。この焦りは「誤解」に基づくものです。
むしろ、冬から本気を出すあなたには、夏インターン組が知らない「最大のチャンス」が待っています。
今日は、その理由と具体的な戦略をお伝えします。
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| 実は危険?「就活の常識」という罠 |
就活には「みんなが信じているけれど、実は的外れ」な思い込みがたくさんあります。
就活の罠1:「夏インターンに出ないと終わり」という誤解
「就活は大学3年生の夏インターンから始めるもの」と思い込む学生が多くいますが、大きな誤解です。
確かに、この数年は夏インターンから動き始める学生が増えましたが、それはあくまで「就活早期組」であり、全員ではありません。
さらに、夏インターン時点の就活生は「業界研究」「お試し参加」で挑む方も多く、そこから即内定につながるケースは限られていますから、焦る必要はないのです。
就活の罠2:「秋インターンに行かないと遅れる」という焦り
実は、秋インターンはベンチャー企業の募集が中心であり、大手企業の募集は限られています。
もしあなたが大手志望なら、無理に参加する必要はありません。
「インターン参加数」を競うより、「どの時期に、どの企業に集中するか」の方がはるかに重要なのです。
就活の罠3:「春の本選考が本番」という思い込み
ここからは、「じゃあ、春から動き出せばいいや」と思っている方に対する喝です。
春の本選考を待っていると、すでに募集を締め切った大手企業ばかりとなります。
多くの優良企業は冬インターン経由で内定者を確保し、春には「補充採用」しか行わないケースもあるからです。
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| 冬インターンこそ、就活最大のチャンス |
冬インターンは、大手企業が本腰を入れて学生を見極める時期。
夏は「お試しフェーズ」、秋は「ベンチャー志望者向け」、そして冬が「大手の本命採用」なのです。
ここで内定を獲得できれば、春の本選考で焦る必要はなくなります。
夏インターンから動いていた学生の一部は、内々定を視野に選考企業を絞っています。
一方で、まだ本腰を入れていない学生も多いもの。
つまり、「本気で動く学生」の割合が相対的に少ない時期なのです。
| 今すぐ実践!冬インターン必勝の具体策 |
では、具体的に何をすればいいのか。優先順位をつけてお伝えします。
やるべきことその1:冬インターンへ最低20社エントリーしよう
まずは「数」です。冬インターンには、最低20社エントリーしましょう。
就活初心者ほど、受ける社数を絞りがち。
しかし、どの業種・どの職種が向いているかもわからないうちに、無理やり進路を狭めると、後から「あのとき応募しておけばよかった」と嘆くことになります。
ミーハー応募でも構いません。まずは応募数を増やすことで、エントリーシート(ES)の質も、面接の受け答えも劇的に向上します。
やるべきことその2:ES/Webテスト対策は「できる人」に聞こう
Webテストは独学だと遠回りになりがち。
問題集を買う前に、高得点を取った先輩や友人に「どの問題集を、どう使ったか」を聞きましょう。
また、キャリアセンターには「この企業のWebテストはこのレベル」という情報が蓄積されています。
無料相談できるため、ぜひ活用しましょう。
自分で書いたESは、どうしても「自分目線」になります。
企業目線で見てもらうには、キャリアセンターの職員やOBOGに添削を依頼しましょう。
1回の添削で見違えるほど良くなることも珍しくありません。遠慮せず、何度でも見てもらってください。
| 今、この瞬間から始めれば間に合う!内定への最短ルート |
今、秋インターンを逃して「就活に出遅れた」と思っているあなたは、実は最高のタイミングにいます。
夏インターン組が燃え尽きかけているこの時期に、フレッシュな気持ちで冬インターンへ挑戦できます。
しかも、冬インターンは大手企業の募集が集中する黄金期です。
ですから、焦って空回りする必要はありません。単に「動き出すなら今」というだけです。
まずは何もあ考えず、20社エントリーしてみましょう。