こんにちは、カチメン!就活コラム担当のトイアンナです。
文系・理系では就活のスタイルが大きく異なります。
文系はその時点での能力より、リーダーシップや協調性など素質をチェックされる選考を受けます。
そして、学部の専門性とは一切関係ない業務に就く方がほとんどです。
たとえば私も専門は国際政治でしたが、外務省やシンクタンク、国際組織など専門に関連した業務は一切行っていません。
しかし、「それでもいい」とされるのが文系就活です。
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ところが。
この中で誰もが応募するのが「事務」であり、新卒でもキャリア採用でも「事務を担当していただきたい」と求人に書こうものなら、たちまち高倍率となります。
ですから、事務職を狙うことは倍率上おすすめしません。
ここからは、本当に就活のプロとしておすすめする職種です。
営業は陰キャにこそ向いている |
就活生にこれを言っても誰も信じてくれないどころか、私も社会に出るまで信じていなかったのですが、営業は陰キャな文系向きの仕事です。
ここでいう「営業」とは、決してすべての玄関をノックして飛び込みでウォーターサーバーや英会話教材を売る業務ではありません。
実は、多くの営業は「すでに取引がある相手を、上司と一緒に訪問しながら案件をいただく」仕事で回っています。
つまり、いきなり変なノルマを課されたり、どやされたりしません。それはごく一部の、体育会系の企業だけの話です。
しかも、昨今の営業部門は「最初の電話を掛ける担当」「その後打ち合わせする人」「契約が成立した後にフォローする担当」などと細かく分かれており、自分だけですべてを背負わされる仕組みになっていません。
自分の強みを発揮する種類の営業になればいいだけなのです。
そして、これが何よりも大きいのですが、フィールドセールスという「取引先へ訪問する仕事」は、取引先と会話する以外は社外でランチを食べたりお茶をしたりと、「外で気分転換」できるチャンスがかなり多いのです。
これが、同じ空間での狭い人間関係に苦しんできた人間にはかなり楽なのです。
そう、文系陰キャが目指すべきは、
これら3条件がそろった、フィールドセールスの仕事なのです!
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キラキラ営業職に誤って内定しないために
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では、どうすればフィールドセールスになれるのか。
もっと言えば、誤ってキラキラ飛び込み営業をせずに済むのでしょうか。
まず、BtoB(会社向けにサービスや商品を提供する)企業へ応募しましょう。
われわれ向けにものを売っている業界は、えてして体育会系が多いため、フィールドセールスも「コッカラッス!」な雰囲気です。やめましょう。
次に、営業がインサイドセールスとフィールドセールスに分かれている企業を探しましょう。
インサイドセールスとは、「まだ取引がない相手へ、最初の電話をかける」という最も陰キャにとって怖い仕事をやってくれる神様です。あがめましょう。
この部門が分かれていないと、自分が電話をかける係になってしまうおそれがあります。
最後に、最先端すぎない業界を探しましょう。
あまりにハイテク業界だと、会議がすべてオンラインで完結します。
そうなれば、「何がおひとりさま時間だ! 私は隣のお局様に「うるせえぞ」と睨まれながらのオンライン会議だよ!」と呪詛を吐くだけの日々が待っています。
といっても、まだ信じてもらえないと思います。
ここから先はぜひ、OBOG訪問アプリや説明会で真実を確かめてきてください。