こんにちは。カチメン就活監修の松原吉宏です。
今回は初回なので、受験と就活の違いについて書きますね。
受験の特徴
・出題範囲が決まっている
テキストをこなせば点数が上がる、問題が解きやすくなったと感じれば成長を感じやすい。
何をするかも決まっているため進めやすい。
・偏差値という基準がある、模擬試験がある
偏差値や模擬試験があるため、自分自身がどの立ち位置なのかもわかる。
また、試験後の出来具合も基本的に理解しやすい。
・年単位など長期間
受験勉強では地道に準備する、年単位の蓄積も可能。
逆に言えば、短期で成績を伸ばすのはよほどでないと難しい。
就職活動の特徴
・何をしていいかがわかりにくい(筆記試験除く)
テキストもない、初めてのことばかり。
道なき道を行く形で進める時にどう進めていいかわからない。
やることが曖昧になりやすいため、明確にすべきことを決めないと蓄積を得にくい。
また、蓄積を得た実感も持ちにくい。
※インターンの選考がそれを知る手立てと思われやすいですが、落とし穴です。
基本的に一度の面接、通過人数も少数のため、落ちた=全てダメと思わずにいて下さい。
別途書きますが、あくまでも本番慣れ、受かれば喜ぶくらいで良いです。
・ある時期から急激に忙しくなる
主に3年生の3月から急激に書類審査が始まり、面接も通過後の数日後を指定されることも多め。
2月末までに受けると決めた企業の志望動機ややりたいことの作文を準備しておき、面接もある程度練習しておかないと間に合いません。
特に、後手に回ってしまう癖がある方は普段から気を付ける必要があります。
・早ければ数ヶ月という比較的短期間
例外はあれど、3月開始、6月には内定となることが多いため、ほんの数ヶ月。
ただ、早い場合、3年生になってから準備という場合もあり、1年程度。
それでも1年の話。
内定への近道は就活と受験の違いを理解した上で、正しい方法で対策することです。
「自分は難関大学出身ではないから多く望まずいよう」
「話すのが苦手でしんどい」
「どうせ大手なんか無理」
諦めないで下さい、正しい方法を知り、進めていけば大丈夫です。
詳細は次回書きますが、大きく分けて2つのことを行うだけです。
また、受験と違い、偏差値はありませんし、私の生徒でも難関大学でなくても有名企業に内定することも多くあります。
就活では、大手に何社も受かって、中堅は受からないことも多々あり、受験と異なります。
受験の感覚を切り離して、自分で自分の可能性を狭めずいきましょう。
学歴フィルターも存在はしていますが、全ての企業が導入しているわけではないです。
わからないことは考えず、受験料が不要なのだからとにかく受けてみましょう。
新卒でのチャンスは1度ですし、転職では新卒のようにどの企業も求人を出しているわけではありません。
「やっぱり受けておけばよかった」という後悔より「やれることをやってみよう」という考えで取り組みませんか。
わからないことを考え過ぎてしまい、動けていないこと。
これが今後の就活の障壁になり、就職後も壁になるので自身と向き合うことが多くある就活を機に変えていきましょう。(この話はまた違う記事で書きますね)
問題集や教科書など道標になるものがない就活。
すべきことを順番に行っていけば、自身の得意なこと、願望なども見えてきます。
また、進めるほどにより具体的にすべきことを理解することができます。
丁寧に学びを重ねていきましょう。