カチメン!就活コラム

インターンシップ参加に意欲を持つ方法 〜参加メリットを知って気持ちを前に〜

作成者: 松原吉宏|24/01/14 9:19

カチメン!就活監修の松原です。
今回はインターンシップにどうすれば前向きになれるのかを参加するメリットを軸に説明します。
就活は右も左もわからないところからスタートします、その最初の段階がインターンシップです。
だからこそ、分からずに行動できないという人も多くいるのではないでしょうか。
あるいは、選考がないインターンなら参加してみようという気軽なものなら参加できるのかもしれないですね。

別のコラムのインターンシップで就活生が意識すべきこと〜企業の気持ちを知って対策法を考えよう〜をまずご一読下さい。
企業目線でのインターンシップの意義を説明しています。



■インターンシップ参加のメリット
就活生にとってのインターンシップ参加のメリットは細かく考えると色々とありますが、主に3つについて説明します。

メリットその1:書類選考と面接を経験でき、不安や緊張に早期から向き合える
私個人としてはこのメリットが最も大きいと思います。
当塾の生徒にも「受かるかどうかも大切だけど、本選考ではないから気にしすぎない。自主練習や模擬面接と違う緊張感を先に知っておくことが大切だよ。」と伝えています。

やはり、面接官が目の前にいる状態での面接と練習は違います。
その独特の緊張や不安を味わい、「何に焦ったのか、緊張したのか。」を見つけていきましょう。
早期にその緊張や不安を味わい、自身の癖や傾向を知って対策すれば本選考では落ち着いて話せるはずです。

インターンシップは面接回数が1回の場合が多く、それだけで定員まで絞り込む形のため
落選も多いです。
だからこそ、落選で落ち込むのではなく、学びを得るという気持ちで臨んで下さい。
「こういう形式だから落ちても仕方ない。本選考でもないから気にしない。」という感覚が良いです。

メリットその2:社員の方とお話できて人生の糧にできる
ここは堅苦しく考えず、「普段知り合えない方とお話できる。自分の視野が広がるかもしれない。」という感覚でいて下さい。
転職の場合、なかなかこういうチャンスがありません。

仮に就職してからまた転職したい気持ちが芽生えても、新卒の就活の段階で色々な業界、企業、職種を知っている方が的確にキャリアについても考えていけます。
今に目線を向けるだけでなく、将来的にもメリットがあるかもしれないという気持ちが良いです。
企業や仕事を深く知るほどミスマッチも防げます。

メリットその3:周りのレベルを知って、すべきことを明確にできる
これについては謙虚になれるとも言えます。
どの企業のインターンシップに参加してもおそらくは自身から見てすごいと思う人がいると思います。
その時に落ち込むというより「そういう人を知ることができてよかった。」というメリットその2で記載している話と同じ感覚で良いです。

例えば、説明がわかりやすいという意味ですごいと自身が感じる人がどういう工夫をしているのか知ることができると糧になりますね。
今伸ばすべき所、補うべき所を知って、何をすべきかを見つけていく成長機会と捉えていけるといいです。

余談ですが、インターンシップや就活で知り合って、全く別の企業に行ったけれど、交流があり、時々情報交換で食事に行っている話を聞きます。
また、お互い独立し、ビジネスパートナーになっているという話もあるくらいです。
出会うためにインターンシップに行くのではないですが、いいなと思う人と交流することは財産になる可能性もあります。

落選で失うものは特にありません
落選するとつい気分が落ち込んだり、何かを失った気持ちになると思いますが、本選考ではありません。
インターンシップで落選しても本選考の応募は可能なため、実は特に失っているものもありません。
インターンシップは動いていないことを不安に感じることもあると思います。
まず、選考型ではない、説明会型のものなど気軽なものから参加してみてはいかがでしょうか。
オンライン開催も増えているので、より気軽に参加できるようになっています。
以前は大半が対面開催でしたので、チャンスと捉えていきましょう。